パキラの育て方
室内ではパキラは日光の当たる明るい場所に置いてください。
ただし、夏の直射日光は葉が焼けてします原因になるため、夏に屋外に出す場合は、直射日光を避け、
明るい日陰に置いてください。
もともとパキラは暗い場所にも耐えられますが、ずっと暗い場所に置いていると、
枝が細く間延びした締まりのない樹形になり、葉が落ちることがあります。
その時は日光に当てるか、明るい部屋に移動してください。
また5℃以下になると落葉しますので、冬(11月〜3月)は玄関先や窓際など気温が下がる場所は避けましょう。
◆水やり
土の状態を観察して土が白っぽく乾いたらたっぷり水を与えます。ポイントは土が乾くまでは、水を与えないこと。
これだけを守ってもらえれば大丈夫です。
土の表面にまんべんなく水をやり、鉢の底から水が流れてくるまで与えてください。
鉢の底に受け皿を敷く場合、受け皿の中に水が残っていると、根が腐り枯れてしまう原因になるため、
たまった水は捨てくださいね。
また乾燥する室内では葉水(※霧吹きで葉に直接水を与えること)をすると美しい葉を維持することができて、
病虫害の予防にもなります。葉水は毎日与えるのが効果的です。
◆冬越し
日本の夏は高温多湿となるので、パキラにとっては生育しやすい環境といえますが、冬の寒さには
耐えることができず枯れてしまうことがあります。冬の室内では5℃以上を目安にしてください。
また、パキラの葉にエアコンの風は当てないでください。エアコンの風を直接パキラの葉に当てたりすると、
葉が乾燥して痛み枯れていきます。窓際などの室温が急に下がる場所には置かないことも大切です。
パキラはどこから切っても芽が出ます。 パキラは生命力旺盛で生長が早いのが特徴です。
大きくなり過ぎたと感じたときは思い切って切り戻しをしても大丈夫。
短く切り戻してもすぐ鑑賞できる姿に育ってくれます。
切り戻す場所は前回切り戻した位置から細い幹の根元あたりから切るのがポイントです。
病害虫を予防する5つのポイントをまとめました
? 日に3時間以上の日光浴をさせること
? 水やりの基本を心掛け、乾燥、過湿を避けること
? 込み過ぎた枝葉を切り戻し風通しを良くしておくこと
? 乾燥、害虫を避けるため、葉に霧吹きを施すこと
? 必要の? 必要のない時期に肥料を与えないこと
この5つの注意点をしっかり守って育てると病害虫に強い健康なパキラに育ちます